
Overview
NHKのデータジャーナリズムを支える、データ可視化プラットフォーム
あらゆるデータをグラフなどに可視化できるwebアプリケーション。取材内容、通信社が配信する情報やネット上のオープンデータなど、あらゆる種類の情報を、すばやく検索、即時に自動レイアウトされたグラフビジュアルを作成します。NHKの全国の放送局、報道番組をはじめWebなどさまざまなメディアで、NHKのデータジャーナリズムを支えています。


Challenges and Requirements
煩雑だったデータ可視化作業を、自動で均一のクォリティに
毎日のニュースで扱われるグラフ制作には、都度制作業務が発生するため速報性が、また記者やディレクターが取材などで得た情報が散在していたりと一貫性が失われていました。また膨大な情報から放送内容(データ)を選別するにあたり、その都度情報収集と分析業務が発生しており膨大な時間を費やしていました。
こうした課題を解決する為、あらゆるデータを瞬時に呼び出し、分析から放送までを一環して作業を行えるツールを開発しています。

CONTENTS
データに合った表現をパネルで
データを可視化した一枚の絵を「パネル」と呼んでいます。
データは様々あるため、見せ方(パネル)の種類も多岐にわたります。またデータそれぞれに対してどういった表現が適正なのか、公平性や安全性の担保も含めて検討しています。
またパネルの種類はさまざまで、データに合わせて時系列グラフや比較グラフ、レーダーチャート、地図へのプロットなどに対応しています。



CHANNEL
チャンネルリスト
データを可視化した一枚の絵を「パネル」と呼んでいます。
データは様々あるため、見せ方(パネル)の種類も多岐にわたります。またデータそれぞれに対してどういった表現が適正なのか、公平性や安全性の担保も含めて検討しています。
またパネルの種類はさまざまで、データに合わせて時系列グラフや比較グラフ、レーダーチャート、地図へのプロットなどに対応しています。

DASHBOARD
パネルをそのまま放送に利用できるダッシュボード
パネルを「チャンネル」という単位でまとめ、パネルの表示順やエフェクトの切り替えなどが可能です。そのまま放送へ利用できる「放送モード」機能を備えたダッシュボードとなっています。
またチャンネルをまとめる「チャンネルリスト」、「チャンネルグループ」など、管理することにも念頭に置いた仕組みを構築しました。
パネルの表示順を指定する「送出順登録」機能
利用するパネルを登録し、キー操作一つでパネルの表示切替が可能です。


PC画面をそのまま放送に利用できる「放送モード」機能
放送モードに切り替えるとPC画面がフルスクリーン表示となり、スタジオの大型ディスプレイに繋げたり、再撮で利用することができます。
Solution and Approach
DESIGN SYSTEM
ゼロベースから仕様設計
まずは要件整理から始まり、どういったアプローチパターンがあるのか洗い出します。そこから仕様検討を経て、システム全体の方向性を決定します。

次にどうやったら実現できるのか、実際の開発設計に落とし込みます。

DESIGN SYSTEM
デザインシステムの構築
このプロダクトに関わるすべての人が、DATA NAVIGATORらしい表現をするためにルールを定義しています。
ルールに基づく一貫性を持った開発の指針となり、迷うことのないUI/UXを実現します。

DEVELOPMENT
運用・開発フロー
長期にわたる安定的な運用開発は以下のサイクルまわしています。

RANAGRAMの役割り
データを可視化するにはパネル表現(フロントエンド)と、データを作る(バックエンド)、という大きく2つの役割があり、RANAGRAMではパネル表現とそれを実現するUI/UXを担っています。また、必要に応じてバックエンドとの連携、コミュニケーションをとり、このプロジェクトを進行しています。
CREDIT
RANAGRAM
ROLE
Project Management
Design
Development
Direction
CLIENT
NHK(日本放送協会)




RECRUIT
RANAGRAMのメンバーとして、デザインとテクノロジーの専門性を高め、社会貢献をしながら共に成長しませんか?デザインとテクノロジーに情熱を持ち、チームワークを大切にできる方、成長したいという強い意欲を持つあなたからのご応募をお待ちしています。




CONTACT
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