トクマルシューゴのレコーディングに参加しよう！
Venue: 東京都 池尻 IID 世田谷ものづくり学校
Date: 2016/08/07
Overview
手書きの似顔絵が画面上で自分の分身となってアニメーションし、気持ちを伝えます。参加者は自由に似顔絵を描き、ラナグラムが開発した独自フェイストラッキングソフトウェアを操作することで、似顔絵が話すムービーを作成します。自分の顔に合わせて絵が動くので、好きな表情、言葉を録画、録音することができます。作ったムービーはいつでもスマートフォンやパソコンで見られるよう、ウェブへアップロードされます。
Challenges and Requirements
ラナグラムでは様々な技術を用いて開発を行っていますが、多くの場合、新規開発となります。そのような作りっぱなし、を解消するため、すでに持っている技術を応用して独自の作品をつくることを目標としました。今回は、絵を描くという身近な行為を通して、技術に親しんでもらいたい思いから、ワークショップに落とし込んでいます。
Solution and Approach
1. Drawing portlate
紙に、似顔絵を描きます。アプリで動かせるパーツが描かれたサポーターも用意しています。
2. Using App
描いた似顔絵をコンピューターに取り込みます。 アプリを操作して、自分の顔のパーツと描いた絵のパーツをひも付けると、自身の顔と連動してディスプレイに映し出された似顔絵が動きます。
3. Recording Message video
動く似顔絵に音声を吹き込み、10秒間録画することができます。録画したビデオはWEBへアップロードされ、個別にURLが発行されます。
4. Finish
ビデオがプレビューできるURLのQRコードが発行され、レシートとして印刷されます。描いた似顔絵と一緒に合わせて、メッセージを送りたい相手にプレゼントしてください。
SOFTWARE DETAILS
・高精度な顔認識を行うため、Microsoft社のXbox One Kinectセンサーと提供されているSDKを使用して開発しました。
・スムーズなワークショップの流れを作るため、似顔絵はあえてスキャンせずにカメラを使ってリアルタイムに取り込み、顔の各パーツの動きと同期しました。
・一連の流れをシンプルな操作のみで行えるように設計するため、複数のデスクトップ/ウェブアプリケーションを連携しました。
CREDIT
Director / Facilitator / UI and visual designer : Nozomi SHIRAI (RANAGRAM)
Software developer / Sound designer : Masahide YOSHIDA (RANAGRAM)
ROLE
Project Manager
Design
Development
Direction
CLIENT
RANAGRAM Original Project
